![こだわり通信](img/kodawari_main.jpg)
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
いやーすっかり秋になりましたね。このところ夜は涼しく朝、寒くて起きてしまいます。 皆様、お体には十分に注意してください。さて本日書かせて頂くのは、弊社の経営計画書に ものっています『松下 幸之助』さんの語録です。 とても勇気づけられ、温かい気持ちになります。
是非、最後まで読んでみてください。
柴田屋酒店 渡邉祐司
【今月の目次】
・こだわりの良店紹介 東京中野「Beer Cafe ZINC 」
・シャブリのトップ生産者ラ・シャブリジェンヌ
・「お客様応援室」より〜メニュー改定のあれこれ〜ABC分析を見る−1
・ご繁盛セミナー特別編
今回ご紹介するお店は中野にあります『Beer Cafe ZINC』様です。
名前の由来であるZINCとはアルミの事で少し前のヨーロッパの酒場には当時安くて良い金属素材のアルミが多用されており、「ヨーロッパの酒場」のイメージと、リーズナブルさ&気軽さ、にぎやかで楽しく毎日遊びに来たくなるBEER BARにしたいという思いから1999にOPENしました。
店内には、ダーツやピンボール、ギターやウッドベース等遊べるアイテムが並び、100種類を超えるコダワリの海外ビールを飲み比べる事が出来る。
また、ベルギービールを専用のグラスで飲むとさらに
美味しく個性的に楽しめます。
また、カウンターには5つのドラフトタワー
が並んでおり、「ギネス」「ヒューガルデン」
「バスペールエール」「ベルビュークリーク」
「エーデルピルス」の生ビールを楽しめます。
(右写真:人気の山崎「ザ・オーナーズカスクZINCボトル」は残りわずか1本です。)
また、不定期ですがゲストビールとして、いつもと
違う生ビールをご用意しています。
ちなみに10月は『イエヴァーピルスナー』を
予定しています。
是非皆さんもコダワリのビール
と楽しい雰囲気を満喫しに来てください。
[店名] 「Beer Cafe ZINC」
[住所] 中野区新井2-30-11ハンデコンデザインセンター1F
[TEL] 03-5343-2
シャブリ全体の4分の1という最大生産量を誇りながら品質的にもトップ生産者と目されるラ・シャブリジェンヌ。 1923年設立の生産者協同組合で、現在の組合員は約320名。「ミネラル感とテロワールの表現を大切にする」事をポリシーとしており、環境、ブドウ樹、人に優しい栽培をするためリュット・レゾネを実践。生産者協同組合だからこそできる畑からの徹底的な管理によって生み出され、「世界最高の生産者協同組合」とも呼ばれるその高品質なワインは、非常にピュアで果実味に溢れるスタイルです。
高品質、リーズナブルな価格、安定した供給量と三拍子そろったラ・シャブリジェンヌはピエール・ガニェールやランブロワジー、ピック等数々の有名レストランからも支持されています。
輸出市場でダントツの1位(2位日本の4倍)の英国で25%というトップシェアを誇ります。
これほど高品質なワインを安定供給できる理由は3つあります。
1つ目は「厳格な栽培規定」です。
栽培はシャブリジェンヌの定める方針に全組合員が従うように厳格に指導。2名の専属栽培技師が、各栽培者が従っているかどうかチェックします。
2つ目は、「ブドウの品質を買い取り価格にも反映していること」です。
規定を逸脱するような行為をした組合員にはペナルティーが課されます。また、本来の品質に満たなかった場合、支払われる賃金も減額。反対に素晴らしい成果を残した場合には、特別ボーナスが支給される体制を採っています。
3つ目は、「ワイナリーへは必ずマストの形で持ち込みしていること」です。
組合員は空気圧式圧搾機を一軒に一機、もしくは数軒で一機所有。マストの形でしかワイナリーに移動させていません。これにより、ブドウ果のまま移動する事による劣化を防いでいます。
これらの努力によりラ・シャブリジェンヌは多くの人を魅了し続けるのです。
こだわり通信愛読者の皆様、こんにちは。
この夏の終わりから雨の降らない日はない感じですね。このまま日本が熱帯地方になって、新宿の街中でバナナがなるのではないかと心配しております。夕方からの雨は本当に困りものです。
来年の話しをすると鬼が笑うと言いますが、来年の暦はすごいですね。5月のGWの5連休はまあ例年通りとして、3月に3連休、7月に3連休、10月にも3連休、11月も3連休、9月は19日から23日までの5連休があります。土日型のお店はしっかりとした準備が必要ですし、ビジネス立地型のお店は頭が痛いことです。予算を組む際にはよく気をつけなければいけませんね。
さて、本題です。以下リンク先PDFファイルに居酒屋をイメージした、料理のABC分析表をお載せしています。(資料PDF−1)、分析は売上個数別、売上金額別、粗利益別で行っています。もうひとつは個数、売上、粗利益のABC分析を単純にランキング化して個数別を基準として並べたものです。(資料PDF−2)。(品数は見やすいように一般的居酒屋より少なくしています) 前々号でABC分析の説明は簡単にお載せしましたが、おさらいさせていただきます。月度でも四半期でも年度でも、ある期間内の商品の売上(個数、売上高、粗利益高)を多い順から並び替えて、総数(総個数、総売上高、総粗利益高)に対する構成比を算出します。それを順に足していって構成比和の70%までをA分類。90%までをB分類、残りをC分類とします。(構成比の比率は上記の通りでなくてはいけないわけではありません)簡単に言うと、A分類はよく売れている(よく儲かる)商品群、B分類はそこそこ売れている(儲かる)商品群、C分類は死に筋商品群と言われます。気をつけなければいけないのは、C分類だからといって、「いらない」商品とは限らないということです。理由は追ってご説明したいと思います。まずは、資料−1をながめて見てください。このお店は全商品で57品あります。(この中には宴会やコース料理は入っていません)まずは、このABC分析の基本的なことからお話しします。個数別でも売上高でも、粗利益でもA分類商品数が多いですね。出数が分散しているということです。これが牛丼屋だと、牛丼の並と大盛りでA分類とB分類をカバーしてしまうでしょう。ABC分析ではなくAC分析になってしまいます。資料は居酒屋で料理性の高い業態に表れる特徴です。悪くいうと「絶対的に売れる商品が無い」ということです。ですので、B分類、C分類の品数と出数間に差がほとんど無いという現象も出てきます。このようなデータが出る業態は、まずもってC分類だから売れなくて悪い商品とは一概に言えないわけです。
もう一つ基本的なことですが、よく出る商品(個数)=高い売上をあげる商品(売上高)ともいえない。これは単価の違いが 影響します。価格が均一のお店でしたら多い個数=高い売上となり、売上としての貢献度は明確になります。ところが高い売上高=高い利益(粗利益)を生むともいえないことが、3種類の分析を見ると気がつくと思います。そうすると先ほど申し上げた高い売上が高い貢献度ともいえません。個数、売上高、粗利益(粗利益の総和を売上高で割ったものが標準原価ですので重要ですね)をよく比較して、分析をすることが大切です。紙面が尽きますので次回に詳しくお話ししますが、見るポイントとしては以下の考え方があります。
お客様応援室 KHM有限会社 出 和樹
これから出店を考えている方・これからお店を拡げていきたい方。
女性経営者にポイントを絞ってお話をさせていただきます。
【内容】
お話はサントリー株式会社 東京第二支店 古川鋼一氏
略歴
1991年に入社し18年間業務用営業が専門
年間のべ2000店の飲食店に訪問
居酒屋・レストラン・ホテル・バー・スナック・クラブ
業態を問わず、あらゆるお酒の場面での営業経験あり
その経験で培った繁盛店の話や商売のコツなどの話を中心に
楽しく展開していきます。
サポーター
株式会社HBI 営業開発部 八亀 有美子
日時 平成20年10月23日 14:30〜
場所 株式会社柴田屋酒店会議室
住所 東京都中野区中央5−3−11柴ビル2階
※参加可能人数 先着15名様まで