- 第100号 こだわり通信
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2011.11.01
【今月の目次】
- だわり通信100号に寄せて
<こだわり通信100号&シバの日100回達成の御礼> -
今号がこだわり通信100号になります。
これも一重に皆様のお陰と本当に感謝しております。
いつも応援ありがとうございます。どうしたらお客様のご繁盛のお手伝いができるかと考え、表題の2つを柴田屋の武器・強みにしようと決めました。現在のこだわり通信はカラーですが、一年前はまだ白黒でした。中身もお客様からの声でいろいろ工夫してきました。またシバの日は当初4日が試飲会、8日は勉強会でしたが、週末は中々参加できないなどの理由から、月〜水曜日に変更しました。
さらに「週に2日は参加しにくい」とのご意見もあり、現在の試飲会と勉強会を同会場にして、1日で開催することにしました。勉強会は当初、「お客様のご繁盛のお手伝い」のために、様々な企画を実施しましたが、お酒の勉強会に人気があったため、去年からドリンクの勉強会のみにシフトしました。今振り返ると、一口に100回と言っても毎回毎回改善の連続だったと思います。まだまだ皆様からご満足頂ける内容にはなっていないと思いますが、これからも皆様の声に耳を傾け、工夫を続け挑戦していきます。今後ともご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い致します。 - ひとり言<失敗を恐れない>
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いつもありがとうございます。
今月はこだわり通信始まって100ヶ月目の100号です。 毎月ご購読いただきまことにありがとうございます。
100ヶ月(8年4ヶ月)前、柴田屋酒店がよりお客様に信頼され必要とされるパートナーとなり、共に成長発展していきたい、柴田屋らしくお客様に喜んでもらえることはないか?という想いから始めました。今までのやり方では未来は変わらない。新しいことへの挑戦! その決断と継続の先に今日があります。
これからもお客様が必要としている情報、ご繁盛に繋がる情報を吟味しお届けしたいと思っています。
200号に向けまた努力し、それを継続してまいります。変化価値論 「失敗を恐れるから成功しない」
人生に失敗はつきものです。
だから失敗を恐れてはいけない。 (ユニクロの柳井社長は「人生は1勝9敗」といいます) 失敗を恐れて今までのやり方を繰り返す人、初めてのことだからと言って決断しない人は、 この厳しい変化の時代に生き残れない。
変化したものだけが生き残れる。 だから今のやり方では失敗する。
初めての事、誰もやっていないことしか成功しない。早く新しいことにチャレンジしましょう!9回失敗したら必ず成功があなたに訪れます。新しいことへのチャレンジ!年々しづらくなりますね。
いろんな言い訳が頭をよぎります。 しかしその決断からしか幸せな未来はない、そう思うと背中を押されますね。 新しいことにチャレンジし、成功を継続し、ブラッシュアップしていく。 これからもそんな好循環を作っていきたいと思います。柴 健宏
- 100号記念対談(1)
<株式会社 スターツ代表取締役社長 柴田育男氏>
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柴 :お世話様でございます。実はこだわり通信が来月で100号を迎えることになりまして、まずはこだわり通信に対して何かご 意見をいただければと思います。
柴田:100号ですか、それは凄いですね。失礼な言い方かもしれませんが酒屋さんがこれだけの冊子を出し続けていることに感心しますね。毎号、私だけでなくアルバイトにも読ませています。私は巻頭言が好きで、わかっちゃいるけどできていないということに気づかせてくれます。
柴 :商品の提案、キャンペーン等はいかがですか。
柴田:参考にしています。キャンペーンの3品くらいが丁度いいですね。
柴 :こだわり通信だけでなく、シバの日についてはいかがでしょうか。
柴田:私は参加していないのですが、社員たちは勉強しに行っているようです。今年の外食フェスタは社員たちの商 品提案の機会としました。社員全員を外食フェスタに行かせて、参考や興味のある商品を見つけ、それを使って新商品提案を行なうことをさせました。間もなく採用商品が決まるところです。
柴 :それは、ご活用いただいて本当に嬉しく思います。酒屋としての柴田屋に求めることはありますでしょうか。
柴田:こだわり通信、シバの日も含めてですが、柴田屋の取引先(店舗)が行なっている良い取り組みをもっと情報収集して共有できるようにして欲しいですね。もちろん取引先の許可は必要でしょうけれど。
柴田屋を通して店舗同士が共に成長できるようになれるように頑張って欲しいと思います。柴 :そうですね。しっかりお客様との絆を築いて、良い情報収集、発信をしていきたいと思います。早速ですがスターツさんでは何か独自の販促はありますか。
柴田:そうですね、弊社独自というとスタンプラリーでしょうか。販促期間内に規定の回数お店に来ていただくと金券をプレゼントするという販促を年に2回行なっています。春は個々の店舗の常連客創りを目的としています。秋は、現在丁度行なっているところなのですけれど、弊社は新宿に6店舗あり、お客様に全てのお店に行っていただこうというのを目的としています。全店クリアすると5千円の金券を差し上げています。
お客様に遊んで楽しんでいただきたいと始めました。お客様が次のお店に行ってくださるとその時に前のお店の評価をお聞きできたり、スタッフと仲良くなっていただけたら成功ですね。最後まで到達するお客様は全体の3%くらいでしょうか。成功の秘訣は如何に2店舗目へ行っていただくかですね。3店舗に行ったお客様は殆ど全店制覇していただけます。そのデータは細かく取っています。この時期に行なっているのは、やはり私どものお店に行く機会を増やして年末の予約に繋げたいのですけれど。柴 :2店舗目へ行っていただく秘訣は何かありますか。
柴田:そりゃもちろん1店舗目が良いお店であることですよ。あとはサービスがきちんと説明できることですね。 この販促がお客様との会話のきっかけにもなるのがいいです。
柴 :話しは変わりますが、キュベ絆への参加ありがとうございます。葡萄の収穫には小林店長と桜井部長がおいででしたね。いかがでしたか。
柴田:その話しでしたら、直接小林に聞いてやってください。
小林:とても楽しかったですね。自分が収穫した葡萄がワインになって自分のお店で販売できるのは、とても感慨深いです。 注文した商品が納品されてそれを販売するのとはまったく違います。 お客様にも想いを込めて説明できますし、絶対にお客様との距離も近くなると思います。今から11月3日が待ち遠しいです。
柴 :柴田社長、小林店長ありがとうございました。
株式会社スターツ 代表取締役社長 柴田育男氏
1985年創業。新宿で「まき串」という野菜を薄い豚バラ肉で巻いた串焼きがメインの「串タロー」「串でん」「串蔵」を5店舗とモツ鍋の「金太郎」1店舗を運営。
社是は「明快」。スタッフ全員がミッションカードを常に持って勤務しており、最強のチームワークを目指す。
株式会社 柴田屋酒店
代表取締役 柴 泰宏
<有限会社ジャックポットプランニング 常務取締役 吉中 稔氏>
お二人目はジャックポットプランニングの吉中常務(以下敬称略)。
多種の業態を展開し産地直送、自社の野菜作り等、まだブームになるずっと
前からいち早く取り組んできた会社。何か面白いお話しが聞けそうです。
ジャックポット本社にて。
柴 :いつもお世話様です。こだわり通信が来月発行で100号を迎えることができまして、100号記念としてジャックポット様のお話しをお聞きしたいと参りました。
吉中:ほぉー、100号、よくもったね、ここまで重ねるということは本物ってことだなあ。200号目指して進歩、 変化させていかなきゃね。 こうしていこうっていう目標もってさ。ページ数も20ページにするとかね(笑)
柴 :どんな風になっていったら良いと思いますか。
吉中:そうだなあ、もっとね、写真をたくさん入れてね、これを読むお店の人たちにとって役に立つものがいいよね。
例えば、良い店頭黒板の写真とか、工夫があるトイレとか。お店の人たちはお店のハード自体は変えられないからね、何か工夫次第で良くなることを写真でわかりやすく載せてくれると参考になると思うね。
柴 :ありがとうございます。それはいいですね。早速企画して記事にします。
他に酒屋としての柴田屋にご意見いただけますか。
吉中:そうだなあ、やっぱりお店は集客というところが一番欲しいところじゃあないかな。お店とお客様との仲人になるようなことがいいね。お店ができる企画。最近の酒離れを考えるとお酒を飲みたいと思う企画。今のお客様はさ、飲み物や料理、提案に対して「へぇー」とか感心して喜ぶことが必要なのだと思うね。
例えばうちの店だったら、日本酒の蔵元や焼酎の醸造元、もちろんワイナリーもいいのだけど生産者とお店の協働した企画を毎月続けられるようにしてくれたら楽しいと思うよ。生産者も自分の手で造った酒をどんなお
客様が飲んでいるか会うことができたら感動するし、お店もそのお酒を販売する意欲が違ってくると思う。
生産者とお店の仲人だね。本当に今の時代はただ美味しいとかじゃ駄目なんだよね。さっきも言ったけどお客様が「へぇー」って言えるようなことが絶対に必要だと思うよ。それを定期的にやっていかないとね。
柴 :ジャックポット様は震災以来どう推移していますか。何か特別なことはなさいましたか。
吉中:そうだなあ、うちの立地というところが大きいと思うのだけど、 電車が動き出してからは元に戻れた。GWは良かったからね。
柴 :それは凄いですね。何か秘訣はありますか。
吉中:いやあ、何にも無いよ。真面目に営業して一生懸命やることで お客様が「どうせ行くならあそこへ行こう」って思ってもらうことしか無いと思うよ。会社として特別なことは何もしていない。まあ、うちの場合は各店がそれぞれ各自に企画してやっているからね。うちの場合は稟議書とかないから、何かこういったことしたいと店が言ってくると、良いことなら「どんどんヤレ」って会社だからね。 まあ、イイことをするってことかなあ。前に全店で予算1万円でクリスマス装飾を行なってそれをコンペしたことはあるね。楽しく競いあうことは必要だと思う。
柴 :今後の市況についてはどう感じていますか。
吉中:良くはならないと思う。12月だからって明るくなるとは思ってないね。そういった状況だからこそお店はお客様を楽しませることが必要だな。柴田屋さん宜しくお願いします。
柴 :2012年には企画して実行していきます。
本日はお忙しいところありがとうございました。
最後の記念撮影には社長も参加してくれました。吉中常務は本当にアイデアが豊富な方で、弊社の営業も吉中常務とお話しさせてもらうことで営業のヒントをたくさんいただいています。
ジャックポット様は東北での炊き出し等のボランティアも行なっており、10月29日、30日代々木競技場での「東日本震災復興祭り」にもブースを出店しました。
有限会社ジャックポットプランニング 常務取締役 吉中 稔氏
1972年創業。下北沢を中心に27店舗を展開。オイスターバー
「ジャックポット」イタリアン「ラ・ベッファーナ」和食形態「都夏」
「ごまや」等業態は多岐に渡る。
最近では客席で牡蠣を焼く「かき小屋」がヒット業態。昨今取組まれている産地直送にいち早く取り組み、世田谷の農家より野菜を直買いするだけでなく、自分たちで野菜を作っている。各店舗がチェーンでなく、考え方として独立したお店であり、お店独自の取組を積極的に認めている店舗運営を行なっている。
私も参加している外食オーナーの経営塾「太陽の会」では、毎月第4水曜日に勉強会を開催しています。
会の活動の中で年に一度だけ海外研修に行っています。2年前にシンガポール。昨年は台湾、台北。
そして今年は9月28日〜30日までタイ、バンコクへ行ってまいりました。タイの外食事情は?日本企業の活躍は?
今回同行する9人の親睦、この三点を目的に初バンコクをじっくり堪能します。
28日の深夜に日本をたって早朝バンコク着。目と身体を覚めさせるためにワンダーテーブル社秋元隊長の号令により、ランニング。毎朝近くの公園を走ることになりました。
初日の朝ごはんは具のたくさん入った玉子麺のラーメン。
麺とスープが別々に出てきます。つけ麺ではなくて自分の好みでスープをかけます。日本では食べたことのない味付け。地元では人気のお店とのこと。美味しかった。また行きたいと思うラーメンでした。
バンコクはスカイトレインも地下鉄も発達しているのですが、車が多く渋滞だらけ。人も多く街に活気があります。
次にワットポーの寺院を見に行き46mの大寝釈迦仏を見てきました。
お昼は、秋元さんが手がけるモーモーパラダイス セントラルワールド店へ。
この商業施設はバンコク最大で、飲食店が100店舗、そのうち和食が30店舗と、バンコクの和食
ブームを実感できました。日本人が食べても美味しいと思うレベルを出すために、経営者が日本へ
勉強に来たり、工夫が伝わります。そういった工夫、努力をしていないその他の店舗は集客が良い人
気の施設ではあっても常にお店が入れ代わっているそうです。
モーモーパラダイスはスタッフのサービスは日本と同等、それ以上だったと思います。
しゃぶしゃぶと回転寿司は特に人気で、イタリアンなどは苦戦中。リニューアルのポイントは食べ放題のブュッ
フェスタイルにすることが多いとのこと。タイスキ文化の影響だと思います。
夜はソンブーンシーフードへ行って蟹、海老を満喫しました。大変美味しかったです。
大きな3階建てのお店なのですがいっぱいでした。その後、最近できた「ラーメン
チャンピオン」という施設へ。日本からラーメン屋さんが6店舗進出しています。
日本のラーメンも大人気です。でもお腹一杯でもう食べられません・・・・・。
二日目の朝もランニングでスタート。少し気持ち良くなってきた(ランナーズハイ?)
昼は、現在タイに73店舗、カレーのココイチのライセンスを持つ、フジグループの林
マネージャーにタイの外食事情や今後出店する日本企業へのアドバイスをお聞き
することができました。
ワンダーテーブルの秋元さん、いつも段取りありがとうございます!
フジグループは35年間、タイに根付き日本食をリーズナブルに提供してきたノウハウは、簡単にはマネで
きるようなことではない、海外で儲けようとか、商売しようという人が、タイに人生をかけた人に勝てる訳が
ない、タイはバブルだから儲かるなんて簡単なものではあり得ないのだと感じます。
バンコクの人は涼しいところが好きで、暇さえあれば商業施設に集まるそうです。ですので、大型のショッ
ピングモールが次々に作られ、その中に飲食店が出店する。中でも和食は地元に受け入れられ、既にブ
ームという段階ではないこと。
林さん曰く、日本企業タイ進出の成功はパートナー選びに尽きるそうです。失敗して撤退した企業の殆ど
がパートナー選びに失敗したところとのこと。多くを学ばせて頂きました。
林さん、お忙しい中ありがとうございました!
二泊三日の弾丸ツアー最後の晩餐。
川沿いのタイ料理レストラン。
秋元さん、本当に何から何までありがとうございます!タイに来て初ソムタム。ソムタム大好物です。 途中で雷雨が。でもスタッフさんは慣れたもの。屋外席から段取り良く店内に誘導して、シートまで張って くれました。みなさんの連携が余りに素晴らしく拍手!
その後バンヤンツリーホテル(世界一と称されるスパのあるホテル)の61階 の屋外バーで感じたこと、学んだことを話し合いました。
今回のツアーの収穫は、勿論バンコクの外食事情なのですが、それ以上に
メンバーの絆が深まったことでした。本当に仲間って良いなあと思います。
太陽の会のメンバーの益々の発展を心から祈り、仕事山積みの日本へ帰る
ことに。お疲れ様でした。
アジア進出、よく取りざたされます。しかし、業態やコンセプトだけでは
海外では通用しない。
やはり、毎日の現場の動向をしっかり受け止め、日々変化させる。
最後はいつも「人」だと改めて実感しました。
コンセプトや理念は守らねばならないが、変化=進歩の考え方も大切だと
思います。
柴 泰宏
「キュベ絆」<葡萄の収穫に行ってまいりました>
この号が出る頃には「キュベ絆」も瓶詰めを待つばかり。ご参加いただいたお店の皆さんはお客様へのご案内おすすみでし ょうか。11月3日お客様の喜ぶ顔が目に浮かびます。今号では収穫の様子をレポートします。 言葉を弄して語るより、百聞は一見にしかず。写真をたくさん掲載しますね。
企画を引き受けていただいたヴァンパッシオン様より、醸造を快く引き受けていただいた鳥居平今村ワイナリーについてのセミナー。 今村様の技術力、精魂を感じます。 |
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収穫は終わっているのですが、赤ワイン用のブラッ ククイーンの畑で農場責任者の方から葡萄について ご指導いただきました。残っている葡萄を食べました が甘くて、タンニンがしっかりありました。ワイン用 の葡萄を食べられる経験だけでも価値がありますね。 | |
たわわに実った甲州種葡萄。これがキュベ絆になり ます。ワクワクです。 | |
前に抱えたカゴに葡萄を一つひとつ収穫します。 カゴ一つ10kg。 | |
甲州種は実の部分を持っても大丈夫。それでもやは り丁寧に。何しろこれが自分たちのワインになるので すから。 | |
10kg×200箱=2トンです。 これが900本のワインになります。 | |
収穫作業の後は、ワイナリー内のレストラン鳥居平 で試飲と食事。料理長 祢津さんが試飲するワインに 合わせてメニューを組んでくれました。 | |
料理は6品 ・サーモンマリネ・平貝と海老のマリネ・〆鯵のスモ ーク・秋野菜のサラダ仕立てのオードブル・野菜のブイヨンスープ ・目鯛のポアレ 山梨産トマトのソース ・甲州ワインビーフサーロインステーキ(
葡萄の搾りかすを餌としている牛です)・サラダ、デザート。 祢津シェフ、美味しかったです。ご馳走様でした。 |
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楽しい歓談。お店同士の絆を創ることもできました。 | |
もちろん試飲が本命。一つづつ説明を受けながらの試飲ですから、わかりやすかったです。 | |
試飲したワインは白5種、赤3種の8種類。 特に2004年は葡萄の生育がとても良い年だったそうでお孫さんの名前を冠したキュベユカは長期熟成で50年後に良くなるとおしゃっていました。 私が注目したのは勝沼・ブラン。薬味やハーブによく 合うとのことで、和食にも合うように思います。 | |
試飲の最後は現当主 今村英勇氏のご挨拶。 参加した皆さんは今村氏と記念撮影。この写真もお店での訴求活動に使えますね。 |
バスの出発まで、お土産の購入や販売所で更に試飲。
記念撮影をして帰路につきました。
たくさん撮った写真は各参加者に差し上げ、常連のお客様などへの販促に使っていただけたら良いと思います。
さあ、11月3日。どんなワインに仕上がっているでしょうか。
一層のお客様との絆創りに楽しく飲んでいただきたいと思います。
鳥居平今村ワイナリーの皆様、本当に
ありがとうございました。
お客様応援室 出 和樹
チーム「キュベ絆2011」の皆様
(葡萄収穫体験ツアーにご参加頂いた皆様)
先日はお忙しい中、ご参加ありがとうございました。天候にも恵まれ、最高の収穫日和になりました。
事故もなく無事に収穫をできたのも、皆様のおかげと改めて感謝申し上げます。
初めての企画で不手際もあったと思いますが、皆様の表情や温かいお言葉から、「やって良かった」とうれしい気持ちで一杯です。
これからも皆様が喜んで頂く企画はもちろん、皆様の常連のお客様に喜んでもらえるご提案をしていく所存です。
私は、「皆様の発展なくして、柴田屋の成長なし」と思います。これからもご指導ご鞭撻の程、宜しくお願いします。
収穫の時の写真のデータですが、CDにコピーしてお店にお持ちしました。
お手元に届きましたでしょうか?是非、訴求物を作って私たちの「絆」ワインを常連の
お客様にお薦め下さい。常連のお客様との『絆』を深めるツールとしてお使い下さい。
そして『また来るね!』といって頂ける事を心から願っています。
裏ラベルのデザインができあがりました。皆様の店名がちゃんと入っていると思います。
これも「ネタ」になると思います。そして、解禁の11月3日以降に是非予約を取って
下さい。
ワインの予約ですのでフルボトルです。最低でも2名様でご来店されると思います。
もし、予約が頂けなくてもお客様に声をかけるだけで、距離は縮まり、他店との差別化
になると思います。
「私たちが収穫したブドウで作ったワインです。是非飲んで頂けませんか?」
業態の違いやお店・会社の方針等あると思いますが、11月3日から普通のメニューオ
ンでは折角の「体験」がプラスアルファの集客に繋がらなくなってしまいます。
逆に一組でもご予約頂ければ、それは成果だと思います。
この企画へのご意見ご要望、またご感想やお客様の反応など頂けると、今後の活動に大変助かります。
今後とも宜しくお願い致します。
代表取締役 柴 泰宏
- 「お客様応援室」より〜宴会獲得のご準備を
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ノロウィルスの話しの途中なのですが、既に11月。12月の繁忙期の準備の話しをしたいと思います。月日の過ぎるのは本当に早いですね。震災の影響も外食全体としては6月くらいから元に戻っている傾向はありますが、お酒 というカテゴリーで見ると厳しい状況です。今年の年末の忘年会の傾向を予測すると、企業という単位で の大掛かりな宴会需要はほぼ無いと見ています。これはここ数年の傾向でもありまして、震災の影響で更に減少すると考えられます。
しかし、サンプル数は少ないのですが企業でも部署での忘年会について は、節約・節電等の一年であったこと、厳しい市況状況を耐えている現況に社員たちにせめて忘年会く らいはと認めていく方向のようです。また、友人同士や特徴的なのは女子会など少人数の宴会は確実に 行なわれます。- 少人数での宴会は行なわれる。
- お酒を飲むというより食事の傾向が高い。
この二つがキーワードのように思います。
さあ、お店の準備は整っていますか?
厳しいことを申し上げると12月はお店の一年の通信簿です。お店がお客様にどう評価 されているのかが予約に現れてくる。また、ただ待っていても予約が入ってくる時代ではありません。ネット系の情報サイトに掲示しても情報量の多さに埋没するように思います。まずは、今お店にいらしているお客様へのアプローチからです。
以下、準備しておくこと実施するべきことを掲載したいと思います。- 宴会メニュー、コース内容は決まっていますか?お客様にお見せできるように印刷物等になっていますか?
※飲み放題はあまりお客様にメリットのある提案でなくなってきています。 - 宴会内容の説明をスタッフさんたちは的確にできますか?
※ただ、パンフを渡して「お願いします」では、捨てられて忘れられるだけです。 - 電話応対をもう一度練習しておきましょう。電話が最初のお客様とのコンタクトです。第一印象が大切です。
※重要なポイントです。予約でなくお問合せだった場合、貴方の電話応対で候補から外されます。 - 今いらしているお客様への営業活動はしていますか?声がけはしていますか?少しでも印象に残さないといけません。
※まだ、早いと思っているなら大間違い。その場で予約が入らないとしても、お客様がどこで宴会しようかと考えた時に貴方のお店が思い浮かばなければ候補になりません。 - お客様にお声がけする内容や接客方法を決めていますか?練習していますか?
※お客様にどのタイミングでするか、どう話しかけるか、いかに短く、正確にわかりやすく伝えられるか。お客様のお得感や美味しそうな印象を残さないと無駄な労力です。
KHM(キッチンハイジーンマネジメンツ)出和樹
- 研修報告<スペイン バルセロナ コドーニュ探訪>
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営業部長 渡辺がスペインへ研修に行ってまいりました。その報告レポートをお送りします。
ガウディで有名なバルセロナに行って来ました。(10月12日から10月16日) 今年は平年より暑く日中は30℃を超えていていました。街を歩く方も半袖やノースリー ブの人が多く見かけました。
温暖化の影響かブドウの収穫も平年より2週間位早かったようです。
スペインの観光名所は長くマドリッドでしたが、最近では観光客数をバルセロナが抜い て第一の観光名所になっています。ガウディの建築で特に有名なのが、サグラダファミリア ですが街のいたる所に、ガウディの手がけた建造物があり圧巻でした。その中でもカサミラ (集合住宅)は住んでいる人が楽しめる造りや内装で、ここに住みたいと感じました。
バルセロナは石造りの建物が多く港にはコロンブスの銅像があり歴史を感じる街並みと百 貨店の地下での食材売場は市場のようで、魚介(地中海の魚介類がたくさんある)、生ハム (好みのハムを切ってもらう)こちらも楽しい場所でした。 とにかく一日がゆったりと流れるような時間が持てるスペイン バルセロナです。治安もとても良く、地中海に面して温暖で過ご し易く人に優しい街です。機会があれば是非、行ってみて下さい。- 歴史・伝統
- 品質
- 革新
上記の企業理念でも分かるように歴史・伝統を大事に受け継ぎ、 品質には3000ha(約東京ドーム638個分)という広大な畑 にもかかわらず自社栽培を守り、収穫には航空写真でブドウの熟 しているのを確認して区画ごとに収穫するという徹底ぶりです。
良いブドウから良いワインが出来るという基本を大事に、技術革 新をし続ける起業姿勢が強く伝わってくる研修旅行でした。渡辺 高志