- 第56回 こだわり通信
- 2008.3.4
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【今月の目次】
・こだわりの良店紹介「礼華(らいか)」
・オーストラリアシラーズの故郷「ウィンダム・エステート」
・「お客様応援室」より〜「販促」ってナニ?毎度ありがとうございます。
チーム・部署・会社の良し悪しや将来性を左右するといっても過言ではない、リーダーの心構えと行動の指針です。
こだわり通信の表紙を書かせていただき半年がたちました。毎回弊社の経営計画書の中から、私の独断でチョイスをし、皆様に『柴田屋ってこんなこと考えてます。』という内容をお届けしたいと思い載せてまいりました。徐々に柴田屋酒店をご理解いただけてきたのではないでしょうか?
さてそんな中、今回の気になるページは、リーダー論≠ナす。
このページは、私自身いつも自分を戒めるべく、よく読むページです。リーダー論
- 優しいリーダーは駄目
西郷隆盛のような人格者はそんなにいない。 人格で人を引っ張っていくなどとはうぬぼれだ。 人は本来怠け者だ。 甘いリーダーは怠け者をつくる。 - 困難なときは先頭に立って戦え
いざ鎌倉!のときは先頭になって突っ込む。その姿を見て部下はついてくる。 - 成功したときはほめる
いたずらにほめるのは迎合でよくない。 ほめるには部下の本当の長所・実際の行動をよく知らなければできない。部下と共に常に行動をともにする。
いやー、身にしみます。(痛いほど)
人に求めるばかりでなく、自分の出番を増やし、ドンドン背中を見せていきましょう。
今年の初めにある先生のセミナーで、『人に期待をすると不満が生まれ、自分に期待をすると出番が生まれる』という話を聞きました。なんでやってくれないんだ! は、人へ期待しているから生まれる気持ちです。柴田屋酒店 柴健宏
- 優しいリーダーは駄目
- “KODAWARI”の良店紹介
東京代々木「礼華(ライカ)」 - 今回、ご紹介するお店は新宿御苑にあります
中華料理「礼華」さんです。こちらのお店では
次のことにこだわっています!中国料理の
伝統をベースにしながらその枠にとらわれな
い新たな感覚も盛り込み、常に食材、産地、
技法などを追求し続けています。
食材そのものの香りや味を最大限に引き出し
、油脂分を控えめにした繊細な味わいと、
おもてなしの心を一品一品にこめてご来店
下さる皆様にいつも喜んで頂けるよう努めて
います。
また、お友達同士の食事から、ロマンティック
なデート、ビジネスのご会食、記念日のパー
ティーなど、いろんな使い方も楽しんで頂け
ます。特別なコース料理などのリクエストにも
応えてくれます。
そしてこちらのお店ではラシーヌさんのビオ
ワインが楽しめます。ワインのラインナップも
充実していて、言うこと無しのお店です。
是非みなさんも遊びにいってみてはいかが
ですか!?【住所】〒160-0022 東京都新宿区新宿1-3-12 壱丁目参番館1F
【電話】03-5367-8355
【ファックス】03-5367-8630
【営業時間】11:30〜14:30(ラストオーダー14:00) / 17:30〜23:00(ラストオーダー21:30)
【席数】店内36席(個室4席)、テラス12席
※6〜24名様までご希望の人数に合わせて、パーティションで個室に仕切ることも可能です。
【定休日】月曜日(祝日の場合は火曜日)
【アクセス】東京メトロ丸ノ内線「新宿御苑前」駅・A2大木戸門出口より徒歩2分、JR「新宿」駅・南口より徒歩15分 - オーストラリアシラーズの故郷「ウィンダム・エステート」
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オーストラリアワインと聞いて、多くの人が真っ先に思い浮かべるワインはシラーズではないでしょうか。オーストラリアを代表するブドウ品種で、現在のオーストラリアワイン産業の発展をリードしてきたのが紛れもなくこのシラーズです。その人気のオーストラリアシラーズ、その歴史はどのように始まったのか、その鍵は「ウィンダム・エステート」の中にありました。
1788年、イギリスの移民船で最初のブドウ樹が持ち込まれシドニーに 植樹されたのがオーストラリアにおけるブドウ栽培のはじまりと言われてい ます。ウィンダム・エステートの歴史はそれから約40年後、一人のイギリ ス人開拓者ジョージ・ウィンダムによってスタートしました。ワイン造りに 情熱を燃やす若きジョージは、1827年イギリスから長い航海をへてシド ニーに到着した後、低木の生い茂る奥地へと入って行きハンターヴァレー に到着しました。その当時、土地は荒野とかし何もなかったハンターヴァレ ーでしたが、ジョージはそこに農地としての可能性を見極め、土地を購入し てブドウ畑を開墾し「ダルウッドエステート」と名づけました。そして1835 年にオーストラリアで初めて販売を目的としたシラーズを植樹したことが オーストラリアシラーズの歴史のはじまりとなっています。その後、年々 農地を拡大し続けワインの生産量を増やしていきながら、イギリスやインドへの輸出も開始しました。それ以降、品質が向上し、世界的にワインコンクールでも色々な賞を受賞するようになりました。創始者ジョージ・ウィンダムは1870年に逝去しましたが、彼の息子ジョン・ウィンダムがワイン造りを受け継ぎ、世界中の様々なコンクールでメダル受賞を重ねていきました。その後ウィンダム・エステートはますます有名になり、現在世界47カ国で楽しまれ、高品質かつ芳醇な味わいで人気を博しています。
ウィンダム・エステートは、「ソフトで芳醇な果実味をもち、ブドウが本来もつ特徴を最大限にいかしたワイン造りの伝統を継続する」という哲学の下にワイン造りを続けてきました。ブドウの発酵や熟成に由来する香りや味わいではなく、オーストラリアの特徴である太陽の光をあびたブドウの特徴を強調した味わいを守り続けています。現在、オース トラリア国内では、ウィンダム・エ ステートの旗艦ワイン「BIN555 シラーズ」が最も販売数量の多いワイ ンとして、シラーズのリーディング ブランドになっています。また、昨年世界三大ワインコンクールの一つで あるヴィニタリー2007で「BIN555 シラーズ 2004」が、グラン ドゴールドメダルを受賞、そしてウィンダム・エステートワイナリーが南 半球として初めて最優秀ワイナリー賞に輝きました。現在ウィンダム・エ ステートは、シラーズのリーディングブランドとして重要な役割を果たす とともに、よりシラーズに特化した新しい試みを実践しています。今後も ウィンダム・エステートのシラーズに注目してください。
- 「お客様応援室」より~「販促」ってナニ?
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こだわり通信愛読者の皆様、お元気ですか。中国食品の問題はお客様にずいぶんとインパクトがあったようで、取り扱い食材や食品に対するお問い合わせも多いのではないかと思います。ロックフィールド社は自社農場等の先行投資のおかげで現状よい評価を得ているようです。しかし、ほとんどの飲食業で輸入食材を使用していないところはまず無く、特に中国産を排除して運営するのはかなりの負担増を強いられるのは必至です。生姜やニンニクはほとんど中国産ですし。大体食料自給率30%台の国が輸入食品にあまりナーバスになられても困りものではないかと思います。当然しっかりとした検査、管理体制が必要なことは言うまでもないことですが。
愚痴ですけど道路作るくらいなら畑作れ!と言いたいところです。さて販促です。販促=セールスプロモーション=販売促進ですが、皆様はこの販促の意味や目的をどう捕らえていらっしゃるでしょうか。
単に販促、販促と言ってもその意味や目的にマッチする販促を打たなければ、それこそ1年前からやってる閉店セールになりかねません。
販促の目的とは以下のような意味があると考えます。
- お客様に感謝する販促。
- お客様にお詫びする販促。
- 訴求活動としての販促 ・新店としての訴求 ・何か新しいメニューとかサービスを始めたことの訴求。
- 売上を上げるための販促。
A.客数を上げる
- 新規顧客を増やす。・全くの新規 ・競合店から奪う
- 既存のお客様、前は来ていたけど最近来ないお客様の取り戻し。
(競合店に取られたも含みます) - 既存のお客様がお友達や知り合いを連れて来ていただく。
B.単価を上げる
- 値上げを行ったがお客様に逃げられないため。
- 新商品の訴求
- 買い上げ点数を上げる
それぞれ意味合いが重なっている場合は当然ありますが、販促を行う(恒常的に行っている)のに目的がはっきりしていると打つ販促の内容を決めやすいですし、しゃにむに安売りをしなくても済むと思います。最近よく感じるのがホットペッパーやぐるナビ等への出稿を見ていると、何が目的なのかよくわからない内容やずっと同じ内容を掲載し続けているのを見ると効果を測定しているのだろうかと心配になります。例えば5000円のコースが○○を見たと言うと4500円!という販促を半年も続けたらもう5000円という価値はどこかへすっ飛んでしまい、知らないお客様だけが損をする。後から知ってしまったお客様は不満を持つということにならないでしょうか。もっといきましょうか、店内に「来月3日から10日間生ビール100円!」と告知ポスターが貼ってあるとします。この販促はお店に来たことがあるお客様しか情報が伝わりませんので感謝のための販促なのかと思いますね。でも売上が悪いので客数を上げたいとお店の方は言います。意味が無い!こんな事例がたくさんあると思うのです。 紙数がつきます。
次回も宜しくお願いいたします。
どうぞなんでも結構です。何か営業上でも店舗、会社組織の活性でもなんでもご相談ください。お客様応援室 出 和樹