こだわり通信
会社案内
第130号〜
第120号〜
第62回 こだわり通信 
2008.9.4

はじめに自己紹介から「初めまして。業務用卸本部 営業課 渡邉 祐司といいます。柴田屋では8月が決算月なので9月から新しい期を迎えます。こだわり通信もリニューアル致しますので楽しみにしてください。表紙は今年1年私が担当致しますので宜しくお願い致します。私は柴田屋に入って10年目を迎えます。入社当時は配送スタッフをやっておりました。こんな重いものを運ぶのかと思いながら、お客様にご苦労様!元気があっていいね!などと声を掛けられると、とてもうれしくちょっと照れくさかったのを思い出します。5年間物流課に務め、お客様ともっと関わりたく希望をだして今の営業職につきました。まだまだ未熟です。お客様、会社の仲間に支えられ歩んでいます。今後ともご指導、ご鞭撻のほどお願いいたします。

最近、柴田屋では【一日一善】がブームになっています。一日一善という言葉は誰もがきいたことがあるのでは!しかし誰もがやっていますでしょうか?弊社ではみんなで一日一善を心がけています。最初は少なかったのですが、今では過半数の人が毎朝朝礼で手を挙げ発表しています。何故こんなことを始めたのか?・・・
何か1つでも一善すると『いい事をすると気持ちいいなー幸せだなー』と思えるからです。 他人や家族、友達や仕事の同僚へまずは騙されたと思ってやってみてください。ちょっと恥ずかしいかも知れませんがとても気持ちがいいですよ。幸せを感じる身近な方法なのかも知れませんね。他の人がやっているのを見たり聞いたりすると自分もやってみようという気持ちになりますよ!!

【一日一善】 
一日の間に一回、正しい事、立派な事をすること。

柴田屋酒店 渡邉祐司


【今月の目次】
こだわりの良店紹介 東京新宿「昆ぶ家 」
5大シャトーと肩を並べるチリのプレミアムワイン
「お客様応援室」より〜メニュー改定のあれこれ2


“KODAWARI”の良店紹介
東京新宿「昆ぶ家 」

東京渋谷ビアバー「カタラタス 」 ご存知ですか? 新宿3丁目に隠れた名店があるんです。その名も『昆ぶ家(こぶや)』。料理・調理法に合わせて使い分ける銘柄鶏は絶品。 シメのうどんは選びに選び抜かれた3種類の昆布と、同じく3種類の鰹節を使った『だし』が最高においしく、上品かつ大胆な味わいです。また讃岐ならではのコシのある麺は、だしに合うよう特別に調整して打っています。
その他、『幻の白レバー串焼き』や『厳選!産地直送炙り魚』など、おいしくて楽しい名物料理が目白押し! お酒のラインナップも各お料理にあわせて多様に取り揃えており、楽しく おいしく ホッとできる良いお店です。 是非皆さん、新宿3丁目にいらしたときはよってみてください。
(写真 本格昆布だしの茹で上げ讃岐うどん!!!)

[店名] 「昆ぶ家」
[住所] 新宿区 新宿 3−6−13 石井ビル2F
[TEL] 03-3341-4528

「5大シャトーと肩を並べるチリのプレミアムワイン」

2004年1月、ベルリンにてヨーロッパを代表するジャーナリスト、トップソムリエ等36名が会し行われた「世紀のブラインド・テイスティング」。
誰もがその勝利を確信していたシャトー・マルゴー、ラトゥール、ラフィット等の予想を裏切る形で、見事ナンバー1に輝いたのは、 エラスリス・ヴィニエド・チャドウィック2000。
エラスリスのカベルネの秀逸性を世界に証明する結果となった。

世紀のブラインド・テイスティング

1870年創業、135年以上の歴史を誇る名門、ヴィーニャ・エラスリスは 「世界で最も優れたカベルネを生み出す」という “カベルネの聖地”、アコンカグア・ヴァレーをほぼ独占所有する。
「テロワールを尊重し、自社畑の葡萄から、洗練されたエレガントなワインを生む」という、創業者、ドン・マキシミアーノ・エラスリスの 哲学を継承しエステート(ドメーヌ)としての在り方にこだわり続けてきた。
1980年代後半から、世界的にチリワインに対する需要が高まるにつれ、大手ワイナリーが「大量生産による廉価なワイン」の輸出増 を図るなか、エラスリスはチリのどのワイナリーにも先駆け、「ミシュランの星に認められる高品質ワイン」を造り続けてきた。

国内の主要産業である、銅の産出で大成功を収め、その後首都サンチアゴ市内の街灯の建設に携わるなど、チリの近代化 の礎も築いた創業者ドン・マキシミアーノ・エラスリス。
フランスに渡った彼は、ワイン造りにも驚くべき慧眼の程を見せ付ける。
帰国後、莫大な資産を背景に、チリで最も優れたテロワールを探し求め、多くのワイナリーが、首都サンチアゴ付近に畑 を拓く中、エラスリスは、サンチアゴの北約100km、葡萄栽培に最も適したテロワールを持つ、アコンカグアの地を選ぶ。
当時、アコンカグアのパンケウエ・エリアは、交通の便も悪く、荒れ果てた岩だらけの土地で、多くのワイナリーが、エ ラスリスを「クレイジー」と呼んだ。
それでもアコンカグアの地にこだわったのは、「優れたワインは畑から」というテロワール哲学から。 アコンカグア・ヴァレーは、チリの主要産地で唯一、海岸山脈(コースタル・レンジ)で冷たい海と隔てられておらず、 朝晩に冷涼な気候を持つことから、彼の信念は揺るぐことはなかった。  

その結果は今日、世界を驚かせるほど圧倒的なウルトラ・プレミアムワイン、「ドン・マキシミアーノ・ファウンダーズ・ レゼルヴ」、そして、チリにおける、これまでのプレミアムワインのレベルを遥かに超えた、 “チャドウィック家の傑作”、「ヴィニエド・チャドウィック」が誕生。
ドン・マキミアーノ・ファウンダーズ・レゼルヴは、由緒あるロンドンのインターナショナルチャレンジで、チリワイン として初めて金賞を獲得。JAL北米線のファースト・クラスにも搭載されている。
続くヴィニエド・チャドウィックも、世界の名立たるジャーナリストをパネラーに迎える中、マルゴー、ラフィット等の グラン・ヴァンにブラインド試飲で完全勝利。
エラスリスは、名実ともに、世界最高峰の座に君臨しているのである。

「お客様応援室」より
~メニュー改定のあれこれ2〜すいません「閑話休題」

こだわり通信愛読者の皆様、あっという間に季節は秋に向かい出しました。今年は暑かったですねえ、ビールがよく出たのではないでしょうか。ビールの件で今夏面白いと思ったのが、居酒屋チェーンの「村さ来」で〔メガジョッキ〕とネーミングして1Lジョッキを1000円で販売したところ、お客様の杯数は減ったけれど、お客様の受けはとても良かったそうです。
秋は〔メガチューハイ〕でいくそうです。どこか割安感をうまく出せたら〔メガ・・・〕は面白そうです。来年は私のところでもパクろうかと思っています。 今朝のニュース(8月21日)でデニーズジャパンが値下げを発表しました。全体商品の約2割を9月11日より10円〜110円値下げをするそうです。ガソリン価格の高騰によるクルマ離れで、郊外型店舗が多いファミリーレストランは売上を落としている中、思い切った戦術に出ました。他社の動向が気になるところです。いくら原材料が上がっているから、値上げを考えたいといっても根本的にお客様が来なければ、値上げはできない相談ですのでまずは集客の基本に立ち返った感じです。値下げによる更なる原価の上昇については原材料等の梱包を見直したり、無駄の出ないように発注精度を高めることによって吸収していくそうです。「知恵」と「変わる」でまだがんばれる感じですね。今まで「こうしてきた」ということを根本的に「変える」ことが必要な時代だと本当に思います。「変わる」ことのできないお店、オーナー、店長は益々辛いことになると思います。もちろん、「変わらない」「変えない」という根源・源を持つのは悪いことではないとも言えるのですが、何かを変えようと思ったら、まずは自分自身が「変わる」ことが必要です。

先週くらいまででしたでしょうか、「ポケモンラリー」がJRで行われていました。子供が暴れたり、うるさいのは仕方がないと思うのですが、お母さんやお父さんの傍若無人というかマナー欠如には辟易しました。きちんとしている方もいるのですけどね。この「ポケモンラリー」で私が見たことを是非、お伝えしたいと思います。お盆前でしたでしょうか、私は原宿駅におりました。一人のちょっと小太りの男の子が一人で「ポケモンラリー」をしていたのですが。何故この子が私の目に留まったのかというと、彼はホームで抱えていたバッグの中から、お母さんが作ったのでしょうか、もしかしたらお父さんが作ったかもしれません。そう考えるくらい案外いびつなおにぎりを取り出し、「ポケモンラリー」のシートを見ながら、それはそれは美味しそうに食べだしたのです。私は思いました、この子は決して東大に行くことはないかもしれないけれど、きっと「正しい」人生を送るのだろうなあと、とても微笑ましく、なにやらホッとしました。それと同時にとても悲しくもなりました。彼は「一人」なのです。彼はおにぎりを持っていくことを選択したがために友達と行けないのではないかと思うのです。原宿駅前のファーストフードは「ポケモンラリー」の子供たちのグループでいっぱいです。お弁当を持った子がそういうお店で持ち込みをして一緒に食べることを友達たちは受け入れるでしょうか、お店も受け入れるでしょうか・・・・・。本当のところはわかりません。しかし、美味しそうに食べている男の子の顔、一人でホームに佇む姿。私たちの仕事を考えさせられるできごとでした。
「食育」ということがよく言われるようになっています。私は必要なことだと思いますし、日本は遅れていると思います。しかし、日本で問われていたり、取り上げられている「食育」の中身がどうも私にはしっくりきません。正しい食事や日本の食文化等、正しいものを後世に伝えていくことは必要ですが、もっと根源的なところから始めないといけないように思います。 今号はすいません。本論に触れられませんでした。「閑話休題」ということでお許し下さい。次号はきちんとABC分析について触れたいと思います。

お客様応援室 KHM有限会社 出 和樹

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