- 第57回 こだわり通信
- 2008.4.10
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【今月の目次】
・「バカルディラム」
・「お客様応援室」より〜「販促」ってナニ?毎度ありがとうございます。
『ぼくの夢』
さて今回は、『 夢 ・ 目標 』 について書きたいと思います。 よく『夢をかなえる』 『目標を達成する』 という内容の本を読むときに、必ず出てくる言葉のひとつに『明確な目標を持つ。』ということがあります。目指している自分の状態をはっきりさせ、成功したときの自分を鮮明にイメージすることが大切だそうです。 あの『イチロー』の小学6年生のときの作文をご紹介したいと思います。イチローは、小学校6年生で、すでに自分の歩むべき道の明確なビジョンを描いていました。今や伝説的な英雄となったイチローの執念ともいえる高らかなる決意表明です。
愛知県西春日井郡とよなり小学校 6年2組 鈴木 一郎 ぼくの夢は、一流のプロ野球選手になることです。
そのためには、中学、高校と全国大会に出て活躍しなければなりません。
活躍できるためには練習が必要です。
ぼくは、3歳のときから練習を始めています。
3歳から7歳までは半年くらいやっていましたが、3年生のときから今では365日中360日は激しい練習をやってます。
だから1週間中で友達と遊べる時間は、5〜6時間です。
そんなに練習をやっているのだから、必ずプロ野球選手になれると思います。
そして中学、高校と活躍して、高校を卒業してからプロに入団するつもりです。
そしてその球団は中日ドラゴンズか西武ライオンズです。
ドラフト入団で契約金は1億円以上が目標です。
ぼくが自信があるのは投手か打撃です。
去年の夏、ぼくは全国大会に行きました。
そして、ほとんどの投手を見てきましたが、自分が大会1選手と確信でき、打撃では県大会4試合のうちホームラン3本を打ちました。
そして、全体を通した打率は5割8分3厘でした。
このように自分でも納得のいく成績でした。
そしてぼくたちは、1年間負け知らずで野球が出来ました。
だからこの調子でこれからも頑張ります。
そしてぼくが一流の選手になったら、お世話になった人に招待状を配って応援してもらうのも「夢」の一つです。
とにかく1番の大きな夢は、プロ野球選手になることです。
人に求めるばかりでなく、自分の出番を増やし、ドンドン背中を見せていきましょう。イチロー凄いですね!自分の小学6年生の頃を思い出してみると、夢に対する考え方、向かい方の違いに驚かされました。今からでも遅くはありません。目標を持つ人間は、そうでない人の3倍の能力を発揮する。といわれています。目標を明確に持ち、それに向かって努力していきましょう。
柴田屋酒店 柴健宏
- 「バカルディラム」
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世界中のバーテンダーから絶大な信頼を受けるホワイトラム、BACARDI RUM。 そのバカルディラムの数多くあるブランドエピソードの中から、いくつかを取り上げてみたいと思います。
創設者、ドン・ファクンド・バカルディ・マッソ。
キューバへ移住して来たスペイン生まれのドン・ファクンド・バカルディが、当時のカリブ諸国に存在した粗削りなフレーバーのラムに対し、洗練された、ライトでスムーズなフレーバーのラムを発明。1862年にバカルディ社を設立したのが始まりです。以来、当時のキューバにおいてそのラムの評判が瞬く間に広まり、その独特のフレーバーが後に様々なカクテルの誕生に影響を与えることになります。バカルディのシンボル、バット・ディバイス。
ファクンド・バカルディが最初の蒸留所 を開いたとき、 当時のキューバの人々の多くが文字を読むことが 出来なかったため、そのラムが本物のバカルディで あるという認識を促すために、ファクンドはブランドの シンボルマークを考えました。 妻ドーニャ・アマリアが蒸留所の屋根裏に群生する コウモリを見つけたことがきっかけで、コウモリが 健康・富・家族の団結をもたらすと、先住民から信じられていることを知り、以来、「コウモリ」が自社の商標として採用されることになりました。以来、現地の人々にバカルディ・ラムは 「コウモリのラム」として広く知られるようになりました。ラベルに記載されたスペイン王室の紋章。
1869年、当時6才のスペイン王子(後のアルフォンソ13世)がインフルエンザで倒れ、医者も手の施しようがなく、ただ状況を見守るだけだった際、彼に(睡眠を促進する理由で)バカルディラムを与えたところ、翌日、高熱が奇跡的に治まったといいます。そこで、感謝の意を表した王室が バカルディ社に対し、スペイン王室の紋章を永久に使用する権利を与えました。以来、王室御用達のラムとして認知されるようになりました。 - 「お客様応援室」より~「販促」ってナニ?
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こだわり通信愛読者の皆様、おはようございます。 春を迎えて新規店の開業が始まってきました。新しい施設、新しいお店は浮き立つような感じがして本当にいいですね。オープンは何度やっても感動と身の引き締まる感じは軽くなることはありません。 オープンを迎える方々、オープンはスタートですので、本当に体に気をつけてオープンがゴールになって燃え尽きてしまわないように頑張ってください。 3月より労働基準法の雇用契約法が改正されており、4月にもパート雇用契約法が改正されます。どうぞ経営者の方は内容に留意しておくとことが必要と思います。
さて販促です。前号では販促の意味合いを申し上げました。それぞれにマッチする販促内容を仔細に記すことができればよいのですが、業態や客単価、ターゲットとする客層によって手法は千差万別です。どんな販促がよいのかはお問い合わせいただいて共に企画させていただけたらと思います。ご遠慮なく営業担当にご相談ください。今回は販促の評価について考え方を書かせていただきます。 ※販促は例えばドリンクをこぼされたお客様に新しいドリンクを差し上げるのも販促ですし、お客様とお話をするのも販促と言えます。ここでは「セールを行う」を基準に考えます。何かの事情で、販促を行おうと考えます。客数がめっきり落ちてきたとしましょう。この時点を(A)とします。 企画をして販促を行います。販促を行っている期間を(B)とします。販促が終了しました。終了してからの期間を(C)とします。販促を決断してから販促後の客数を曲線にしてましょう。
私がこの仕事をしていてよく感じるのが販促を行っている間の客数や売上を気にして、販促後の売上や客数の 動きを販促前と比較、評価しない経営者が案外多いなと思います。 販促によって売上や客数が上がったことに重きがいって、実は販促を行ってしまったことがお店にとってマイナスになってしまう。また、販促後に落ちてしまったことに対して更に販促を継続してしまう。根源的な問題に注意がいかないことが販促中毒の元凶です。 販促を行って、お祭りが終わった後に更に低迷が待っている。この原因はどこにあるのでしょうか。 次回はこの問題に触れたいと思います。ここがクリアできないと販促を行う意義や意味、実行面で言ってもどんな準備を行わなければならないかがはっきりとしないと思います。
お客様応援室 出 和樹