Change the MENU !
バックナンバー
2014年
2013年

漬ける果実酒で爽やかにオリジナリティを

梅雨も間もなく、何かスキッと爽 やかなメニューは・・・・・と探し ていましたがいまひとつ、「そうだ自分で造ろう」ということで今月は果実 酒のご提案です。       
夏向けの果実でいきたいと思います。漬けるお酒もホワイトリカーだけでなく、ブランデー。焼酎、テキーラ、ラム、日本酒、更にブレンドなどして皆様でオリジナリティを創り出して下さい。
漬ける瓶にもちょっとこだわると常連のお客様に「それいつから飲めるの?」と聞かれたり、こちらからのおススメもできますね。 お店の飾りとしても華やかさと爽やかさがあって良いように思います。

トマト【トマト】
お酒1升に対してトマト1kgトマトは完熟したものを20%、やや青みの残ったものを80%。 ヘタはついたままで良いと思います。 漬ける期間は3ヶ月くらい。 飲み方は、ソルトスノーにしてロックでいかがですか。

トマト【もも】
お酒1升にモモ1s、レモン4個甘味はお好みで。漬ける期間は3ヶ月くらい。琥珀色に色が 付いてきたら飲み頃です。1年くらい漬けたま まで熟成させても美味しい。そのままでも、カクテルの香りづけにも良いでしょう。

アメリカンチェリー【アメリカンチェリー】
日本のさくらんぼは高価ですし、色が淡いのでアメリカンチェリーでいかがでしょうか。お酒1升にアメリカンチェリー1s。チェリーの軸を抜く時に皮を破らないよう注意してください。2ヶ月くらいで飲み頃です。ロックでおススメしますが、色がきれいですのでカクテルに良いと思います。

スイカ【スイカ】
夏の果実と言えばこれ。夏に仕込んで1年中夏を楽しめます。お酒1升にスイカを700g甘味はお好みで。スイカは皮をむいて、白い部分もきれいに取ってください。漬けて1ヶ月くらいで酸味を補うために皮をむいたレモン半分を加えます。

ソルダム【ソルダム】
あまり知られていない果実ですが、酸味と赤い果肉は  お酒に合うように思います。お酒1升にソルダム1kg3ヶ月くらいで飲み頃です。そのまま飲むのでしたら  甘味を加えた方が飲みやすいと思います。長期の漬け込みでまろやかになっていくので長く楽しめます。

日向夏【日向夏】
日向夏は夏と付いていても春の果実。今年は無理でも来年の春に漬け込んで夏に提供してはいかがでしょうか。お酒1升に日向夏1200g。全体の2割くらいの日向夏は皮付きのまま漬けます。10日くらいで飲めるのですが、長期もOKです。

食べるランブルスコ最後に少し趣向を変えてみたいと思います。
最近とみに人気の高いランブルスコ。これに色々な果実を加えて提供する。漬け込むことはありません。グラスビルドでOK。甘口のランブルスコだからこそ酸味のある、香りがある、更に甘味を加えられる果実が色々マッチすると思います。  
簡単なサングリアともいえますし、でもここは思い切って【食べるランブルスコ】と銘打ちたいと思います。 果実入りでの販売もOKですし、グラスのランブルスコにオプションで果実が付いてくるというのも良いのではないでしょうか。  
マドラーと共に果実を潰しながらお飲みいただけるよう小さなペストルがあると、より一層雰囲気が出ると思います。

柴寛宏

このページの上へ