柴田屋酒店
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エラスリスワイナリーツアー(1)

5/7〔土〕〜5/14〔土〕までワインインポーター、ヴァンパッション社のブランド、チリ「エラスリス」のワイナリーツアーに参加してきました。 まずは、チリワインの基礎知識を少し。チリはワインがチリは旧大陸を離れて最初に定着した新大陸で、コロンブスのアメリカ大陸発見が大きなきっかけでした。スペインによる南米各地の植民地化に際し、カトリック教の宣教活動が重要であったため、宣教師たちは南米の太平洋沿岸側を南下しながら活動を行いました。

そして、この布教活動のために必要だった礼拝用のワインを作るために、葡萄の木が持ち込まれ、これがチリの気候や土壌と良くマッチし栽培が広がっていきました。今から約450年前の1556年に、チリで栽培されたワイン用ブドウの実から作られた、最初のワインが確認されています。ニューワールドと呼ばれるヨーロッパ以外のワイン生産国の中では、チリは最も古くからワインが作られている国です。(下図参照)

チリは最も古くからワインが作られている国

南米チリは日本の真裏。もちろん、いままで行ったことはありません。今回参加した方々も同様です。
成田→ダラス→サンチャゴ(チリ)行きも帰りも丸1日以上の移動時間、これはかなりこたえます。
参加された方々は、酒屋〔東京以外に方もいらっしゃいました〕、そのお客様である現場の方、ホテルのソムリエ、ワイナリーの造り手とバラエティー豊かでしたので、いろいろな話しが聞けてとても勉強になりました。

以下次号

柴 寛宏

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